ゴムシート防水の改修工事
2022.06.25 (Sat) 更新
こんにちは。
富士市、外壁塗装工事専門店のケイテックスです。
「コムシート防水の改修工事とは?」
工事期間中は、担当者や車両が行き来することも踏まえると工程と期間の長さも気になりますよね。
今回は、ゴムシート防水工事にかかる工程と期間の目安をご紹介します。
工程はどんなことするの?
現状
現状はこんな感じです。
劣化で浮いて雨漏りをおこしています。
撤去
ここから既存の防水を撤去します。
撤去後はケレン棒やアングルグラインダーなどで残ったノリなどを綺麗に除去します。
下地調整
次に下地調整材を塗ります。
この工程は雨漏りなどで傷んだ下地を再生して、古い下地と新しい防水層との密着性を高める為の大切な工程です。
プライマー塗布
それから、さらに密着するようにプライマーという塗料を塗っていきます。
この作業には、次に塗るボンドの吸い込み止めの効果があり下地がプライマーを吸ってしまう場合、何度も塗り重ねます。
防水層施工
ボンドを塗りシート防水を貼っていきます。
この時点で初めて雨が降っても雨漏りしない状態になります。
また、防水層端末には金物をつけてシーリング処理など雨水が入らにいように細かなところにも気を付けて作業します。
仕上げ
最後に美観性や防水層を紫外線から保護して長持ちをさせる為にトップコートを塗ります。
簡単な説明でしたが、おおまかにこのような工程で防水をしていきます。
また、シート防水のトップコートは塗らなくても防水層として成り立っていますので、施工業者によっては見積もりに含まれていない場合があります。
お見積を依頼された場合は業者に確認することをお勧めします。
期間は?
住宅防水を工事にかかる期間は、2~5日くらいと考えておくのが良いでしょう。
幅がある理由の一つは、工法によってかかる期間が違うためです。
防水工事は、元々の防水層の撤去・下地処理・防水素材の設置・施工という段階で行われます。
そして漏水箇所が見つかった場合は、その補修にも時間を要します。
それぞれの工法を見て、手順の多いものについては期間が長いと考えておくのが無難でしょう。
また、特に施工の段階に関しては、面積が大きいほど時間がかかりますし、気象条件によってはできないこともあるかもしれません。
そのため、工事箇所の面積が大きい場合あるいは雨天が予想される場合には、期間が長くなると想定しておくのが良いでしょう。
まとめ
住宅防水工事にかかる期間はどのくらいなのかについてご紹介いたしました。
住宅防水などは数日で終わることが多いですが、延びると1週間くらいになると見積もっておくことをおすすめします。