富士市 ウレタン防水工程
こんにちは。
富士市の外壁塗装、防水工事の専門店、ケイテックスです。
今回はウレタン防水工事についてご説明します。
成分は?
ウレタン防水とは主剤(ポリイソシアネート)と硬化剤(ポリオール)を混ぜ合わせ、撹拌することで化学反応しゴム状に硬化します。
撹拌後すぐに防水する部分に塗布することで、防水層を形成する防水の種類になります。
また、撹拌後20分程度で硬化が始まるので、使い切れるようになるには熟練の技術が必要です。
ウレタン防水は改修工事によく使われる防水ですので、改修工事の工程を見ていきましょう。
既存防水層撤去
古くなった防水を専用工具で剥がしていきます。
下地処理
粉塵が飛散しないように集塵機付のアングルグラインダーなどで残った防水材や脆弱な部分を処理していきます。
プライマー塗布
ウレタン防水自体密着性が弱いので、下地とウレタン防水の密着力を高める為に専用のプライマーを塗布します。
クラック処理(下地調整)
プライマーが乾いたら、ウレタン防水専用シーリング材を使いクラック(ひび割れ)を処理します。
ウレタン防水層
左官コテや専用のクシヘラを使い、防水層の厚みが規定量になるようにウレタンを塗布していきます。(熟練の技術が必要になります)
保護塗装
ウレタン防水は紫外線に弱く、トップコートを塗らなけれは直ぐに劣化して防水性能が無くなってしまいます。基本的にどのメーカーさんのウレタン防水の設計価格はトップコート込の価格になっているのは、その為です。
完了後
まとめ
今回はウレタン防水密着工法の施工手順をご紹介しました。
ウレタン防水は色々な工法がありこの他にも複合防水(通気緩衝工法)、密着クロス挿入工法、機械で吹き付けるスプレー工法など幅広く仕様があります。
各工法で価格は全く変わります、業者さんに見積もりをもらった時に詳しく聞いてみるとよいでしょう。