外壁塗料の下塗り材を比較して最適なものを見つけよう
こんにちは。富士市、外壁塗装工事専門店のケイテックスです。
今回は、外壁塗装の下塗り材(シーラー)について書かせていただきます。
「外壁塗装業者さんが下塗りを2回塗ってくれるといったけど本当に効果があるの?」
「塗装業者さんが提案してくれた材料だから大丈夫だろう」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
外壁下塗り材には種類が豊富で上塗り材を選ぶだけでも大変なのに下塗りまで?
そこで、今回は代表的なおすすめの下塗り塗料(シーラー)を紹介します。
シリコン系浸透シーラー
特徴はくさび効果”で微細なクラックなどの表面をしっかり補強し下地としっかり密着。
脆弱した下地でも造膜効果により従来のシーラーに比べ塗り回数を減らすことが出来ます。
適応下地は?
押出成形セメント板・住宅用化粧スレート屋根・サイディングボード・けい酸カルシウム板・モルタル・コンクリート・ブロック
PC板・ALC・GRC・FRP樹脂・硬質塩ビ・木部・鉄部・電気亜鉛メッキ・カラートタン・アルミニウム・ステンレス・ガルバリウム鋼板 等
高価な下塗り材になりますが驚きの性能を誇ります。
ステンレスや電気亜鉛メッキなど塗装工事店からみると魔法のような下塗り材です。
エポキシ系シーラー
塗り替え塗装時には幅広い旧塗膜適正があり、上塗りの選択幅も広いので使いやすく便利です。
エポキシ樹脂 浸透性が高く、素材に対してこちらも「くさび効果」を発揮します。
ぜい弱素材の表面を補強し、強度を高め、素材と強固に密着します。
各種外壁からスレート屋根まで、幅広い下地に適用できます。
適応下地は?
コンクリート(RC、PC)・モルタル・押出し成形セメント板・ブロック・スレート・
住宅用化粧スレート屋根・屋根用なみがたスレート屋根・けい酸カルシウム板などの各種素材
価格も手頃なものが多く一般的に多く使用されている下塗り材と思われます。
カチオン系シーラー
耐アルカリ性、付着性に優れています。
非危険物なので取り扱いやすく安全で、弾性仕上げ材の下塗りとして使用できます。
適応下地は?
けい酸カルシウム板・スレート・コンクリート(RC、PC)・モルタル・石膏ボート板など 旧塗膜:樹脂リシン
樹脂スタッコ・複層仕上塗材・合成樹脂エマルション塗料など
また、価格が安価なのがよい点です。
まとめ
今回は外壁塗料の下塗りをいくつか紹介しました。
下塗り塗料の種類は豊富で各下塗りには造膜タイプや2液形、1液形などそれぞれに異なる特徴があります。
外壁塗装業者さんに見積もり提出してもらうときにしっかりと説明してもらうとよいでしょう。
また、重ね塗りしすぎて塗膜の層間剝離なども考えなければなりません。
外壁塗装をお考えの方はこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?