高圧洗浄について
2016.11.29 (Tue) 更新
こんにちは。富士市、富士宮市の外壁塗装、雨漏り修理専門店のケイテックスです。
屋根や外壁の塗装をおこなう前に、必ず高圧洗浄機を使って、カビや汚れを洗い落とす作業をします。
それは、ただ単に塗装面をきれいにするというだけでなく、きれいにすることによって塗料の接着をよくする効果が高まるからなのです。
例えば、屋根や外壁材の劣化によってみられる白いチョークの粉のようなものは、チョーキングと呼びますが、そのチョーキングが激しいと塗料がはがれることがあるのです。
そこで、高圧洗浄をすることによって、カビやコケ、鳥の糞やさまざまな汚れやゴミを洗い落とすとともに、劣化してざらついた面も流して、塗料の密着度を上げるというわけです。
しかし一方で、高圧洗浄後に、塗装面を十分に乾かさずに塗装工事をおこなうと、洗い流した屋根や外壁材の小さな隙間に水分が入り込んでしまいます。
すると、塗装後の塗膜の下で水分が蒸発しようとして、塗膜に膨れが出来ることがあるのです。
塗装面に膨れが出来ると、塗装の剥がれが起こりやすくなってしまいますので、高圧洗浄後の乾燥には十分に注意が必要です。