防水工事を雨の日に施工しないワケ
2015.11.03 (Tue) 更新
こんにちは。富士市、富士宮市の外壁塗装、雨漏り修理専門店のケイテックスです。
防水工事の方法には、アスファルト防水・シート防水・塗布防水があります。
塗布防水の一つであるウレタン防水では、主剤と硬化剤を決まった割合で混ぜ合わせて下地に塗布します。
時間をかけて化学変化を起こし、完全に硬化するとゴム状になります。
塗布する場所が湿っていたり、硬化前に雨が降ると、高確率で硬化不良が起こってしまいます。
運よくそれを免れたとしても、雨水による水の跡ができることが考えられます。
こうしたことで手直しが必要になったり全面再施工ということになれば、余計に材料費や作業費などのコストがかかる恐れがでてきます。
そうでなくても、雨の日は滑りやすく作業員が転倒するなどの危険性が高くなります。
また雨具を着用しての作業は動きづらく、能率も下がります。
電気工具も感電の危険を考えて使用を制限することになるでしょう。
総合的に判断して、雨の日は防水工事の施工を中止するという結論もやむを得ないと言えるでしょう。