世界最古のペイント技法
2016.04.29 (Fri) 更新
こんにちは。富士市、富士宮市の外壁塗装、雨漏り修理専門店のケイテックスです。
世界最古とも言われているペイント技法ですが、5万年前のものが発見されていることからもわかるように、かなり昔から絵画などが描かれていることになります。
昔は今のように絵の具などがあったわけではなく、骨や石などを用いて土中の色素を砕いて作られたものを使って、他にも水やタンパク質、なんと血液まで配合して塗料が作られていました。
こうしてできた塗料を木の枝や鳥の羽や地衣類で塗ることをしていました。
ただ塗るだけではなく、骨やあしで霧吹きにする技法がこの時には使われており、この手法が世界最古のペイント技法となっています。
昔の人はこうした工夫をしていくことで絵画の技量、そして道具の向上を図り、それが数万年続き、今に至るということです。
最初は丹念に塗るというよりは塗りつけたり叩きつけたりするなど荒らしい描き方をしていたようですが、その時描かれた魂の絵画は5万年後、現代に生きる我々から見ても魂が揺さぶられるような感動を与えます。
描く道具が進化しても、技量が向上しても昔の人が絵画に込めた魂は受け継がなければなりません。