サイディングの特徴 〜樹脂系〜
2016.07.14 (Thu) 更新
こんにちは。富士市、富士宮市の外壁塗装、雨漏り修理専門店のケイテックスです。
サイディングのうち、塩化ビニル樹脂を原料としているものを「樹脂系サイディング」と呼びます。
そのメリットとしては、耐久性、塩害や凍害などにの耐候性にも優れ、さびや腐食の心配もないという点が挙げられます。
そのため、風土を選ばずに利用することができます。
また、軽量なので、建物に負担がかからず、リフォームにも適しているなどの特徴もあるため、その利用範囲は非常に広いと言えます。
一方、そのデメリットとしては、まず紫外線に弱く、弾力性が失われやすいという点が挙げられます。
これについては、樹脂系サイディングを作る際に、あらかじめ劣化防止剤などを混入しておくという対策が練られていますが、それでも劣化事態を防ぐことはできません。
そのため、これに加えて硬化する前に紫外線対策用の塗料を塗るなど、複数の対策を組み合わせておくことが推奨されます。
また、前述の通り、樹脂系サイディングは軽量であり、それは様々なメリットをもたらしますが、その分音を通しやすいというデメリットもあります。
さらに、耐火性の面でも不安があるため、あらかじめ防火下地などを設置しておく必要もあるため、これらの点にも注意しなければなりません。