FRP防水とは
2016.12.09 (Fri) 更新
こんにちは。富士市、富士宮市の外壁塗装、雨漏り修理専門店のケイテックスです。
最近よく耳にする、FRP防水という方法はどんなものなのでしょうか?そして、どんな利点があるのでしょうか?
FRPとは、繊維強化プラスチックのことで、不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加え、ガラス繊維などの強化材などで補強されていて、仕上がりは継ぎ目がなく、優れた防水性能を発揮するものです。
そのため、FRPは、船舶、水槽、バスタブ、自動車、ヘルメット、屋根材等に使用されています。
FRP防水は、優れた防水性能のほかに、熱や気候の変動にも対応力があり、軽量で成形しやすく、強度も期待できます。
また、FRP防水を施した塗膜は硬化速度が速いため1日で施工が終わるという利点もあります。
FRP防水は、液状のFRP素材を現場に塗って、膜を作る方法で、塗膜防水と言われる手法になります。
ですので、連続した膜ができることによって、防水性能を発揮するわけですが、硬くて下地への粘着力も強いため、下地の精度が品質に影響すると言っても過言ではありません。
極端な話ですが、地震などで下地が変化すると、その硬さゆえに割れてしまうこともあります。
また、膜厚の管理も重要です。