屋根塗装のさいの「縁切り」って何?その必要性とは|静岡県富士市のプロがご紹介
2018.08.03 (Fri) 更新
こんにちは。富士市、外壁塗装工事専門店のケイテックスです。
あなたは外壁塗装の際に欠かせない、縁切りという作業を知っていますか?
この記事では、縁切りについての説明と縁切りの必要性について説明したいと思います。
【縁切りとは?】
縁切りは屋根塗装の際に必要な作業です。
屋根を塗装した後は、屋根と屋根の間にある溝が塗料でふさがってしまいます。
そこで、屋根と屋根の間に隙間を作る作業が縁切りです。
【縁切りの役割】
縁切りの役割は大きく分けて二つあります。
1雨漏りを防ぐ
強風や予想外の大雨が降った際は、どうしても屋根材の下まで雨水が入り込んでしまいます。
そのため、入ってしまった雨水をどのように排出するかが重要になります。
縁切りによって屋根と屋根の間に隙間を作り、雨水の逃げ道を作ってあげることで雨漏りを防ぐことができるのです。
2内部結露を防ぐ
結露は室内と室外の気温差により発生します。
室内では、暖かい空気は上昇し冷たい空気は下降するという傾向があります。
そのため、室内の暖かい空気は上昇し、屋根裏まで届きます。
一方室外には日中以外は基本的に冷たい空気が発生しています。
そのため、屋根の内側と外側で温度差ができて結露が発生してしまいます。
そこで縁切りの作業を行い、屋根に隙間を作ることで屋根裏に内部結露した水分が溜まることを防ぐことができます。
以上、縁切りについて説明しました。縁切りの作業は怠らないようにしましょう。